青森県のロケ期間中に、訪れた施設をご紹介させていただきます。
こちらは、青森市の特別史跡「三内丸山遺跡」。
日本最大級の縄文集落跡として、出土した土偶は2000点を超え、1992年から開始された発掘調査は現在も続くそうで、その歴史は、およそ5900〜4200年前のものとされています。
2021年7月に、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産登録が決定し、注目されています。
施設内に入ると、大きな縄文土器のディスプレイが設置されていてます。
館内を抜け遺跡に向かうトンネルの前には、遺跡のジオラマが設置されています。
訪れた時期は雪深い青森らしく、降り積もった雪が印象的ですが、こちらが大型竪穴建物(復元)の入り口の1つ。
大きさを見ても、当時にこれほど大きな建物を作っていたとは思えない、大きな竪穴建物で、遺跡内で最大のもので長さが約32メートル、幅が10メートルのものも発掘され
集落の中央から見つかることが多く、集会場や共同作業所、共同住宅などの説があり、建物内部は、大きな柱や梁で作られています。
こちらは、大型掘立柱建物(復元)。
発掘された建物跡の柱穴は、直径約2メートル、深さが約2メートル、4.2メートル間隔に配置されていて、直径約1メートルのクリの木柱が残っていたそうで、地下水が豊富であったことと、周囲と底を焦がし、腐食せずに残っていたそうです。
遺跡の他にも、出土した重要文化財約500点を含む、1700点の遺物を展示している「さんまるミュージアム」も観覧させていただきました。
「縄文人のこころ」コーナーには、数多くの土偶や岩偶、石槍などが展示されていたり
縄文人のくらしを解説したブース、たくさんの土器や、竪穴建物内で暮らす人たちの様子を再現した展示、映像で当時の解説をした展示など、縄文時代の歴史を学ぶことができます。
館内には、国連教育科学文化機関(ユネスコ)発行の証明書(レプリカ)なども展示されていて、歴史好きなお子さんたちがいらっしゃる家族連れにもオススメの施設です。
訪問させていただいた際に、動画を撮影させていただいたので、館内の様子や復元された大型竪穴建物や大型掘立柱建物などのダイナミックな映像もご覧いただけたらと思っております。
ぜひ、青森県へおでかけの際、旅の予定に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
【 三内丸山遺跡 ・ さんまるミュージアム 】
〒038-0031 青森県青森市三内丸山305
TEL 017-766-8282
営業時間 9:00〜17:00(最終入場16:30)
定休日 第4月曜・年末年始
一般 410円(330円) / 高校生・大学生等 200円(160円) / 中学生以下/無料
※( )の金額は20名以上の団体の場合
※特別展の観覧料は別途必要です
https://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/
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